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 本校は昭和36年に、青森県立八甲学園内に青森県立青森養護学校(現青森県立青森第一養護学校)八甲分校として発足し、昭和41年の独立後、昭和48年に現在の校名となり、昭和59年に現在地である青森市戸山へ移転しました。

 創立64年目を迎える今年度は、新入生76名(小学部26名、中学部27名、高等部23名)を迎え、全校児童生徒250名(小学部123名、中学部63名、高等部64名)と教職員138名で教育活動をスタートしています。

 

 知的障がいのある子どもへの専門的な教育を担う本校では、大切にしている日々の校内での学習活動に加えて、小学部が33年継続している青森市立浜館小学校との学校間交流や29年継続している青森ねぶた囃子保存会「に組」とのねぶた囃子交流会、中学部が戸山町会と協力して行っている田植えや稲刈り、廃品回収、斧懸神社清掃などの地域交流に取り組んでおり、小・中学部合わせて58名が28校と居住地校交流を行っています。

 また、高等部がボランティア隊として貢献している地域清掃に取り組むなど、地域の人材や環境を十分に生かし、地域と共に歩む、地域に開かれた学校づくりを推進しています。

 

 令和7年度のスタートに際し、校訓である「明朗、協力、自立」を踏まえて「育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)」に以下の3つを掲げました。

 ◎粘り強く最後まで取り組む子ども (明朗)

 ◎他者を思いやり、支え合う子ども (協力)

 ◎自ら判断し、行動する子ども   (自立)

 教育目標である『児童生徒一人一人の障がいの状態や特性に応じた指導を通して、それぞれの可能性を最大限に伸ばし、自立と社会参加のための生きる力を育む』の達成に向け、教職員一同、保護者の皆様や地域の方々と連携し、教育活動の一層の充実に取り組んでまいりますので、御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 令和7年4月

校長 木村 琢生